リモワ・トパーズの修理を「RIMOWA表参道店」の中にある「RIMOWAサービス表参道店」でお願いしてきました。12年物の私のリモワ・トパーズ、航空会社の破損証明書をもらわなかったため、自費で修理をすることにして、いろいろな修理会社で見積もりを取ってみました。
結果的に、正規販売店である林五のRIMOWAサービスが一番安いという結果に落ち着いたため、RIMOWAサービスに持っていき、あっという間に修理してもらいましたのでご報告します。
RIMOWAサービスどの店舗に行く?郵送する?
まず私はオンラインで見積もりをお願いしました。見積もりは「メールでお問い合わせの方はこちら」にあるWebフォームに破損・修理内容を記入して写真を添付して送るだけなので簡単です。
見積もりをお願いした翌日にRIMOWAサービス大阪の方から見積もり内容が届きました。見積もりをお願いした際に、東京で直接持ち込みたい旨を書いておいたところ、次の都内3店舗に持ち込めますよと教えて下さいました。
RIMOWAサービス 東京
東京都台東区柳橋2-20-13
TEL:03-5809-3364
営業時間:9:00~17:00 (休日:土日祝、年末年始)
RIMOWAサービス 東京 銀座
東京都中央区銀座1-3-3 東亜ビル4F
TEL:03-3562-8845
営業時間:10:00~18:00 ( 休日:土日祝、年末年始 )
RIMOWAサービス 東京 表参道
東京都渋谷区神宮前5-8-2
TEL:03-6433-5085
営業時間:11:00~20:00 (休日:不定休)
このほかに、名古屋(栄)、大阪(心斎橋)、成田空港に持ち込める店舗があります。
私は土日に持ち込みたかったので「RIMOWAサービス表参道店」に持っていくことにしました。不定休と書いてあったので、家を出る前に、電話をして今から持っていく旨を伝えました。カジュアルな感じで「大丈夫ですよ!」と言っていただき、特に名前や内容も聞かれませんでした。
RIMOWAサービスの店舗情報ページには土日営業の店舗として「銀座6丁目店」が載っていますが、こちらはどうやら営業していないようで、見積もりメールにも店舗情報は書いてありませんでした。念のため(土曜日に)電話してみましたが出ませんでした。
また、郵送の場合は「RIMOWAサービス大阪」に送って下さいとのことでした。大阪が修理拠点なのだと思います。近隣にRIMOWAサービスが無い方は、大阪に送るか、RIMOWA取扱店(百貨店)に持ち込むことも可能なようです。
RIMOWAサービス表参道店の謎の小部屋へ
「RIMOWAサービス銀座店」はRIMOWA銀座店とは違うビルの中にあるそうですが、「RIMOWAサービス表参道店」は、「RIMOWA表参道店」の店内にありました。
観光客やお買い物客でひしめく表参道、表参道ヒルズのちょうど向かい側に「RIMOWA表参道店」があります。リモワをがらがら引いてお店の入り口に行くと、ドアマンのお兄さんがドアを開けてくれます。そして「修理ですか?」と聞いてくれて、そのままお店の奥に案内してくれます。私の古リモワを持ってくれて申し訳ない(笑)。
RIMOWA表参道店の一番奥には、謎の小部屋がありました。カウンターの奥には、たくさんのリモワとそのパーツがあるのがちらっと見えました。ほどなくして作業服を着た修理担当のお兄さんが現れました。「修理をお願いしたい」など余計な前置きは一切不要です。お兄さんはさささーっと修理箇所を確認し、修理価格を教えてくれました。へこみは叩いて直すので、完全に元のようには戻らないなどの説明を受けました。用紙に名前住所等を記入し、今日いますぐ修理できるから座って待っているよう言われます。見積もりでは納期3週間とあったので、もっと時間がかかると思っていたので拍子抜け。日本の職人さんすごい。修理しているところが見たい!
ソファと、雑誌と、ウォーターサーバーと、なんとWi-Fiまで完備された謎の部屋。ドアは開いているのでお店の中もちょっと見えます。お店の奥だからか、携帯の電波状況が悪いためWi-Fi完備なのかなと思いました。外国人客が多いからかもしれませんが。
RIMOWAサービスのお兄さんは凄腕職人さんだと思う
修理のお兄さんは、私のリモワ・トパーズを見た瞬間に5年の保証期間が切れていると判断し、さささっと修理価格を出してくれました。私のトパーズはTSAロックすら付いていない古リモワなので当然なのかもしれません。しかし、後から来た割と使い込んだ様子の黒のサルサ・エアーを3つ持ち込んでいた人(常連ではなく新規さん)も、ギャランティーカードなどを見せることもなく「無料で修理します」と言われていました。5年以内に購入したか否かを見極める修理お兄さんの目の確かさには驚きました。サルサ・エアーは2009年発売ですから、その多くが5年以内に購入したものだとは思いますが、それでもすごい。きっとデザインやパーツのマイナーチェンジ箇所などがすべて頭に入っているのでしょう。そういえば、サルサなどのポリカーボネートのへこみは熱をかけて戻すんだそうです。そして、この3つのサルサ・エアーの持ち主、1時間ちょっとで直してほしいとリクエストをしていましたが、修理お兄さんはこころよくOKしていました。日本の職人さんすごい。すごいよ!
こういう、ドイツのマイスター魂と日本の職人魂があいまって、リモワのサービスはよい効果を生んでいるのだなあと思いました。ドイツの人ってなんでも修理して長く使いますからね。そういうの、最近の日本ではなくなってきているから(なんでも使い捨て感がありますよね)、職人さんたちに感謝する意味でも今のリモワを大事に長く使いたいなと思いました。
リモワ修理は20分くらいで終了!速い!
そして待つこと15~20分くらい、その間、トントントンという音が何度か聞こえたくらい。お兄さんが私の古トパーズを持って出てきて、修理箇所を確認して、お金を払って終了です。ものすごく簡単!年末の旅行に余裕で間に合いました。
へこみを直してもらって、ロックがきちんとかかるようにしてもらいました。見積もりでは4,000円程度とのことでしたが、実際はなんと2,000円でした。ついでに、底足(横置きにする時の黒い小さい足)が2つ取れているので新しいパーツをつけてもらって、これが1,700円。本当は1個1,700円らしいですがおまけしてくれました。従って、合計3,700円(+税)。カード払いも可能。なんということでしょう!ほとんどパーツ代しか取らないということです。リモワのサービスってすごい。次もきっとリモワを買おうと強く思いました。
底足もついて、私の12年もの古リモワ、見た目はちょっと使い込んだリモワくらいになりました(え?十分ぼろリモワ?笑)。また、がらがら引きながら表参道ヒルズに寄ってお茶をして帰りました(観光地すぎてスーツケースを引いていてもあまり目立たないのに驚き)。
みなさんもリモワの修理にはRIMOWAサービスに行きましょう!急いでいても大丈夫ですよ!まずはレッツお問い合わせ!